会員情報

今井 政之 IMAI Masayuki

  • 陶芸

1930年 大坂生まれ
文化功労者 / 日本芸術院会員 / 日展顧問

経歴

  • 1952年京都に楠部彌弌(文化勲章受章者)主催の「青陶会」が設立され、同人となる。
  • 1959年「日展」で特選・北斗章受賞(1963年に再度受賞)。
  • 1965年「日展」の新審査員に選ばれ、会員となる(以後審査員多数)。
  • 1966年イスラエル国際陶芸シンポジウムに日本代表として参加。
  • 1974年第4回ヴァロリス(フランス)国際陶芸ビエンナーレに参加、名誉大賞を受賞。
  • 1978年国際交流ジャカルタ日本現代陶芸展に招待出品▼竹原市に「豊山窯」を開く。
  • 1983年タイ国シリントーン王女(国賓)を工房にお迎えし、象嵌技法の作陶をお見せする。
  • 1984年米国マサシューセッツ州セイラムピーポディ美術館とカリフォルニア州サラトガ、モンタルボ美術館で「今井正行展」が開かれ渡米。
  • 1987年米国カリフォルニア州フットヒル大学・カブリオ大学・サンホセ美術館で「日本の現代陶芸」について集中講義。
  • 1988年美術工芸作家団体「創工会」結成に参加▼外務省からペルーとアルゼンチンに文化講師として派遣され、ペルーのクスコ美術学校名誉客員教授に任命される。
  • 1991年広島文化賞を受賞。
  • 1992年国立国際美術館が「今井政之近作展」を開催▼京都市文化功労者として表彰される。
  • 1993年京都・東寺創建1200年慶讃大法会記念「生きもの讃歌―今井政之近作展」が同寺で開催される。
  • 1998年日本芸術院賞受賞。
  • 2003年日本芸術院会員に就任。
  • 2006年作家集団・工芸京都の設立に参加。2007年に伊砂俊彦と共同代表になる▼紺綬褒章受章。
  • 2008年日仏交流150年記念、作家集団・工芸京都主催の展覧会「京都工芸の精華」をパリと京都で開催。パリ展には代表として渡仏▼中国・景徳鎮国際陶瓷博覧会「現代国際陶芸展」に招待出品▼京都府文化賞特別功労賞を受賞。
  • 2011年文化功労者として顕彰される。
  • 2013年日本・ベトナム外交樹立40周年記念、作家集団・工芸京都主催の展覧会「京都工芸の精華―2013」をハノイ・ベトナム美術館で開催し代表として渡越(信州高遠美術館、京都・中信美術館でも両館の主催で開催)▼ドイツ・ケルン市での京都・ケルン姉妹都市提携50周年記念「京焼の用と美」展に代表として参加。
  • 2015年京都府など主催の琳派400年記念「京に生きる琳派の美」に出品。

パブリック・コレクション

東京と京都両国立近代美術館エルミタージュ美術館(ロシア)はじめ内外で多数。

工芸について私の考え

作品への一言――土と語り合い、生きものの生命の尊さに出会い対話する悦びを感じ、着熱の炎に挑戦し、宇宙の存在感を表現し「作は人なり」を昇華する。